「ちゃんとしなさい」
子どもの頃、よく言われた言葉です。
でも、その“ちゃんと”が何を指しているのか、
はっきり説明されることは、あまりありませんでした。
遅れないこと。
サボらないこと。
文句を言わないこと。
だいたいの空気で分かる。
分からなければ、様子を見る。
そんな感じで、
基準は言葉よりも雰囲気の中にありました。
今みたいに、
ルールや正解が細かく決まっていたわけでもない。
それでも、
何となく回っていたのは、
みんなが同じ感覚を持っていたからかもしれません。
今は、基準がはっきりしている分、
逆に迷うことも増えた気がします。
どこまでやれば“ちゃんと”なのか。
その線は、
前より見えやすくなったけれど、
少し息苦しくなった部分もある。
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