昭和の常識、今はどう?– category –
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昭和の常識、今はどう?
麻雀は、話さなくても集まれる理由だった
昔から、 麻雀をやっている人は多かった。 若い人だけじゃなく、 年配の人たちが集まって、 静かに卓を囲んでいる光景も、 よく見かけた。 麻雀は、 ずっと話し続けなくてもいい。 手を動かしていれば、 場は自然に続いていく。 無理に近況を聞かなくても... -
昭和の常識、今はどう?
デパートの屋上に、遊園地みたいな場所があった
子どもの頃、 デパートの屋上に行くのが楽しみだった。 もちろん本格的な遊園地じゃない。 でも、 屋上に出た瞬間、 少し違う場所に来た感じがした。 乗り物は小さくて、 動きもゆっくり。 でも、それで十分だった。 コインを入れて、 しばらく待つ。 順番... -
昭和の常識、今はどう?
切符を切る音を、じっと待っていた
子どもの頃、 駅の改札で、 駅員さんが切符を切る音が好きだった。 カチン、カチン、という あの短い音。 リズムよく続いていくのを、 少し離れたところから見ていた。 切符を差し出す大人の手。 迷いなく入れて、 同じ動きで返ってくる。 自分の番が近づ... -
昭和の常識、今はどう?
家に、分厚い電話帳が置いてあった
昔は、 家のどこかに、分厚い電話帳が置いてあった。 棚の下だったり、 電話の横だったり。 特別に大事に扱うものでもなく、 でも、ないと少し困る存在だった。 誰かに電話をかけるときは、 まずそれを開く。 目的の名前を探して、 指で行をなぞりながら番... -
昭和の常識、今はどう?
「飲みニケーション」という言葉が、普通にあった頃
営業の仕事をしていた頃、 「飲みニケーション」という言葉は、 ごく当たり前に使われていた。 毎週のように、 先輩から声がかかる。 断る理由を考える前に、 とりあえず行く、という流れだった。 店では、 たわいもない話から始まって、 気づくと仕事の話... -
昭和の常識、今はどう?
タバコの匂いが、特別じゃなかった頃
昔は、 タバコの匂いが、 特別なものとして扱われていなかった。 街を歩いていても、 店に入っても、 どこかでその匂いがするのが普通だった。 それを気にする人もいれば、 気にしない人もいて、 でもいちいち言葉にする感じではなかった。 そこにあるもの... -
昭和の常識、今はどう?
1円玉を気にしなくてよかった
昔は、 買い物をするときに、 1円玉のことをあまり気にしなくてよかった。 値段を見て、 その金額を払う。 それで終わる感覚が、わりと普通だった。 財布の中をのぞいて、 1円があるかどうかを確認することもない。 お釣りに1円玉が混じるかどうかを、 考... -
昭和の常識、今はどう?
電話番号を、語呂合わせで覚えていた頃
昔は、よく使う電話番号を 語呂合わせにして覚えていた。 紙に書いておくこともあったけれど、 本当に大事な番号は、 頭の中に入れておくものだった。 数字をそのまま並べると覚えにくいから、 言葉に変える。 少し無理やりでも、 自分だけ分かればそれで... -
昭和の常識、今はどう?
おうちのカレーが好きだった
子どもの頃、 おうちのカレーが好きだった。 特別な具が入っていたわけでもないし、 すごく凝っていたとも思わない。 でも、 カレーの日だと分かると、 それだけで少しうれしかった。 鍋の匂いがして、 台所がいつもよりあたたかい感じになる。 「今日カレ... -
昭和の常識、今はどう?
友達の家に電話すると、まず親と話す必要があった
昔、友達の家に電話をかけると、 ほとんどの場合、最初に出るのは本人じゃなかった。 お父さんか、お母さん。 たまにおばあちゃん。 名前を名乗って、 「◯◯くん、いますか」と聞くまでの数秒が、 やけに長く感じた。 声のトーンは自然か。 言葉遣いは大丈...