昭和の常識、今はどう?– category –
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昭和の常識、今はどう?
写真は、いつもカメラで撮っていた
昔は、 写真を撮るときは、 カメラを持ち出していた。 特別な日じゃなくても、 撮るならカメラ、という前提だった。 枚数は限られていて、 むやみにシャッターは切らない。 ここだ、と思ってから、 少し構えて押す。 撮ったその場で、 写りを確認すること... -
昭和の常識、今はどう?
野球が延びると、だいたい録画が失敗していた
プロ野球の試合が延長すると、 録画していた番組が、 だいたい途中で切れていた。 時間どおりに終わる前提で、 録画ボタンを押す。 延長があるかどうかは、 運に近かった。 いいところで終わっていたり、 肝心な場面が抜けていたり。 最後だけ見られない、... -
昭和の常識、今はどう?
揚げパンが出る日は、少し空気が違った
給食に揚げパンが出る日は、 朝から少しだけ空気が違った。 誰かが大きな声で言うわけでもないのに、 なんとなく分かる。 今日は当たりの日だ、という感じ。 パンなのに甘くて、 砂糖が手につく。 落とさないように気をつけながら、 それでも急いで食べた... -
昭和の常識、今はどう?
電車で新聞を広げるのが、普通だった
昔は、 電車の中で新聞を広げる人が、 当たり前のようにいた。 折りたたまずに、 ページをめくって、 音を立てながら読む。 それが特別な行為だとは、 あまり思われていなかった。 混んでいれば少し気を使うし、 空いていれば大きく広げる。 その判断も、 ... -
昭和の常識、今はどう?
何もしない時間が、特別じゃなかった
昔は、 何もしない時間が、 特別なものじゃなかった気がする。 予定がない日もあったし、 やることが決まっていない時間も、 普通に流れていた。 だからといって、 退屈だと決めつけることもなく、 何かを探さなきゃいけない、 という感じでもなかった。 ... -
昭和の常識、今はどう?
寝ながらマンガを読むと、目が悪くなると言われた
子どもの頃、 寝ながらマンガを読んでいると、 よく怒られた。 「目が悪くなるからやめなさい」 理由は、だいたいいつもそれだった。 布団に入って、 少し暗い中で読むマンガは、 なぜか昼間より面白かった。 続きが気になって、 もう一話だけ、と思いなが... -
昭和の常識、今はどう?
父の会社の保養所に、夏休みになると行っていた
子どもの頃、 夏休みになると、 父の会社の保養所に連れて行ってもらった。 場所は伊豆だったと思う。 細かいことは、 あまり覚えていない。 でも、 行くこと自体が、 毎年の行事みたいになっていた。 特別に豪華だったわけでもないし、 観光地をたくさん... -
昭和の常識、今はどう?
麻雀は、話さなくても集まれる理由だった
昔から、 麻雀をやっている人は多かった。 若い人だけじゃなく、 年配の人たちが集まって、 静かに卓を囲んでいる光景も、 よく見かけた。 麻雀は、 ずっと話し続けなくてもいい。 手を動かしていれば、 場は自然に続いていく。 無理に近況を聞かなくても... -
昭和の常識、今はどう?
デパートの屋上に、遊園地みたいな場所があった
子どもの頃、 デパートの屋上に行くのが楽しみだった。 もちろん本格的な遊園地じゃない。 でも、 屋上に出た瞬間、 少し違う場所に来た感じがした。 乗り物は小さくて、 動きもゆっくり。 でも、それで十分だった。 コインを入れて、 しばらく待つ。 順番... -
昭和の常識、今はどう?
切符を切る音を、じっと待っていた
子どもの頃、 駅の改札で、 駅員さんが切符を切る音が好きだった。 カチン、カチン、という あの短い音。 リズムよく続いていくのを、 少し離れたところから見ていた。 切符を差し出す大人の手。 迷いなく入れて、 同じ動きで返ってくる。 自分の番が近づ...