昭和の常識、今はどう?– category –
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昭和の常識、今はどう?
誰かの家に、普通に上がっていた頃
子どもの頃は、 近所の家や友だちの家に、 特別なことでもないように、 普通に上がり込んでいた。 夢中で遊んでいると、 気がつけば夕方になっていて、 「もうご飯だから帰りなさい」 なんて言われることもあった。 自分で家に電話をすると、 母親から 「... -
昭和の常識、今はどう?
忙しさを、競っていなかった話
むかしは、 忙しいことを、 あまり人に言わなかった気がする。 仕事や用事が立て込んでいても、 それを大げさに話したり、 忙しさを理由にすることは、 どこか控えられていた。 「忙しい」と言うより、 「まあ、いろいろあってね」 そのくらいの言い方で、... -
昭和の常識、今はどう?
電話に出られなかったら用事が消える
昔は、 電話に出られなかっただけで、 その用事自体が消えてしまうことが、わりとあった。 家にいなければ電話は鳴りっぱなしで、 留守電が入っていなければ、 何があったのかも分からない。 結果として、 その日は何も起きなかったことになる。 あとで理... -
昭和の常識、今はどう?
「もったいない』は、よく言われていた話
むかしは、 何かにつけて 「もったいない」と言われていた気がする。 ご飯を残すと、 まだ使えるものを捨てようとすると、 すぐにその言葉が出てきた。 理由を細かく説明されるわけでもなく、 ただ 「もったいないからやめなさい」 それで話は終わっていた... -
昭和の常識、今はどう?
急がなくても、だいたい間に合っていた話
むかしは、 今ほど何でも急いでいなかった気がする。 返事も、決断も、 少し遅れても、 それほど問題にならなかった。 「また今度でいいよ」 そんな言葉が、 普通に使われていた。 遅いことが良いわけでもなく、 早いことが悪いわけでもなく、 ただ、それ... -
昭和の常識、今はどう?
玄関がきれいな日は、何かあった日
いつもは、 家族の靴が脱ぎ捨てられている玄関なのに、 たまに、きれいに揃っていて、 見覚えのない靴が置かれている日があった。 そういう日は、 だいたい来客の日だった。 こういう日は、 私の部屋に余計なものが押し込められていたり、 台所にお菓子が... -
昭和の常識、今はどう?
ちゃんと決めなくてよかった頃
むかしは、 物事をその場で、 きっちり決めなくてもよかった気がする。 白か黒か、 やるかやらないか、 今すぐ答えを出さなくても、 とりあえずそのまま、という選択が 自然に残されていた。 理由を聞かれることも少なくて、 説明しなくても、 「まあ、そ... -
昭和の常識、今はどう?
「廊下に立ってなさい」と言われていた話
むかしは、 学校で忘れ物をしたり、 宿題を忘れたりすると、 「廊下に立ってなさい」と言われることがあった。 今考えると、 あれは何だったんだろう、と ふと思うことがある。 恥ずかしい思いをさせて、 次は忘れないように、 ということだったのかもしれ... -
昭和の常識、今はどう?
電話が鳴ると、家族全員が反応していた時代
昔、居間に置いてあった電話機が鳴ると、 家族全員が一斉に反応していた。 誰が出るかを決めていたわけでもなく、 気づいた人が受話器を取る、 それだけのことだった。 今考えると、 まるで会社の事務所みたいだな、と ふと思い出して、笑ってしまう。 誰... -
昭和の常識、今はどう?
今すぐ連絡しなくても、まあいいか、で済んでいた
携帯電話やスマートフォンがなかった時代、 外出先から連絡を取るには、公衆電話しかなかった。 よほどの用事でなければ、 わざわざ公衆電話を探してまで連絡はしない。 だから大抵のことは、 「とりあえず、まあいいか」で済んでいた。 仕事の報告や連絡...
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