昭和の常識、今はどう?– category –
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昭和の常識、今はどう?
「とりあえず様子見」が、いちばん賢かった頃
昔は、何かを決める前に 「とりあえず様子を見よう」と言うことが、 わりと自然だった気がする。 急いで結論を出さなくても、 怒られる感じはなかったし、 それで信用を失うことも、あまりなかった。 もう少し見てから。 状況が変わるかもしれないし。 今... -
昭和の常識、今はどう?
いつか使う、で残っている箱
母親は、箱を捨てなかった。 お菓子の箱も、 海苔の箱も、 ジャムの箱も。 「いつか、何かに使うでしょ」 そう言って取っておくから、 家の中には、 いろいろな箱が残っていた。 実際、 輪ゴムを入れたり、 書類を入れたり、 細かい物をまとめたりして、 ... -
昭和の常識、今はどう?
分からないことを、すぐ調べなかった話
むかしは、 分からないことがあっても、 その場ですぐに調べることは、 あまりなかった気がする。 知らないままにしておいたり、 あとで誰かに聞こうと思ったまま、 結局そのままになったり。 それでも、 特に困らないことが多かった。 分からないことがあ... -
昭和の常識、今はどう?
多少の暑さは、我慢していた話
子どもの頃、 教室の暑さも、 体育館の暑さも、 寝るときの暑さも、 どれも相当なものだった気がする。 でも当時は、 「そういうものだ」と思っていて、 特別に不思議でもなく、 ただ我慢して過ごしていた。 暑い日は、 暑いなりに動いて、 暑いなりに休む... -
昭和の常識、今はどう?
誰かの家に、普通に上がっていた頃
子どもの頃は、 近所の家や友だちの家に、 特別なことでもないように、 普通に上がり込んでいた。 夢中で遊んでいると、 気がつけば夕方になっていて、 「もうご飯だから帰りなさい」 なんて言われることもあった。 自分で家に電話をすると、 母親から 「... -
昭和の常識、今はどう?
忙しさを、競っていなかった話
むかしは、 忙しいことを、 あまり人に言わなかった気がする。 仕事や用事が立て込んでいても、 それを大げさに話したり、 忙しさを理由にすることは、 どこか控えられていた。 「忙しい」と言うより、 「まあ、いろいろあってね」 そのくらいの言い方で、... -
昭和の常識、今はどう?
電話に出られなかったら用事が消える
昔は、 電話に出られなかっただけで、 その用事自体が消えてしまうことが、わりとあった。 家にいなければ電話は鳴りっぱなしで、 留守電が入っていなければ、 何があったのかも分からない。 結果として、 その日は何も起きなかったことになる。 あとで理... -
昭和の常識、今はどう?
「もったいない』は、よく言われていた話
むかしは、 何かにつけて 「もったいない」と言われていた気がする。 ご飯を残すと、 まだ使えるものを捨てようとすると、 すぐにその言葉が出てきた。 理由を細かく説明されるわけでもなく、 ただ 「もったいないからやめなさい」 それで話は終わっていた... -
昭和の常識、今はどう?
急がなくても、だいたい間に合っていた話
むかしは、 今ほど何でも急いでいなかった気がする。 返事も、決断も、 少し遅れても、 それほど問題にならなかった。 「また今度でいいよ」 そんな言葉が、 普通に使われていた。 遅いことが良いわけでもなく、 早いことが悪いわけでもなく、 ただ、それ... -
昭和の常識、今はどう?
玄関がきれいな日は、何かあった日
いつもは、 家族の靴が脱ぎ捨てられている玄関なのに、 たまに、きれいに揃っていて、 見覚えのない靴が置かれている日があった。 そういう日は、 だいたい来客の日だった。 こういう日は、 私の部屋に余計なものが押し込められていたり、 台所にお菓子が...