2026年5月– date –
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横浜の、いつもの話
横浜では、少し早く着くのが普通だった
横浜で待ち合わせをしていると、 だいたい少し早く着いてしまう。 早く着こうと思っていたわけではなくて、 そうしていた方が、 あとが楽だっただけだと思う。 遅れるより、待つほうがいい。 時間に余裕があるほうがいい。 それが、特別な考えでもなく、 ... -
昭和の常識、今はどう?
電話番号を、語呂合わせで覚えていた頃
昔は、よく使う電話番号を 語呂合わせにして覚えていた。 紙に書いておくこともあったけれど、 本当に大事な番号は、 頭の中に入れておくものだった。 数字をそのまま並べると覚えにくいから、 言葉に変える。 少し無理やりでも、 自分だけ分かればそれで... -
横浜の、いつもの話
横浜で、待ち合わせの人が遅れると連絡があった時は
横浜駅で待ち合わせをしていて、 相手が少し遅れると連絡があった時、 だいたい困る。 10分では短いけれど、 どこかに入るほどでもない。 カフェに入ると長くなりそうだし、 場所を移すと、今度は戻るのが面倒になる。 そんな時、なぜだったか、 有隣堂に... -
昭和の常識、今はどう?
おうちのカレーが好きだった
子どもの頃、 おうちのカレーが好きだった。 特別な具が入っていたわけでもないし、 すごく凝っていたとも思わない。 でも、 カレーの日だと分かると、 それだけで少しうれしかった。 鍋の匂いがして、 台所がいつもよりあたたかい感じになる。 「今日カレ... -
横浜の、いつもの話
横浜の昼時、ハマボールを思い出す
横浜駅の昼時は、店だけは本当にたくさんある。 けれど、どこに入ろうとしても、だいたい混んでいる。 並ぶほどでもないし、 遠くまで探す時間もない。 かといって、適当に決めるほど余裕もない。 そんなとき、なぜだったか、 ハマボールの中にあるレスト... -
昭和の常識、今はどう?
友達の家に電話すると、まず親と話す必要があった
昔、友達の家に電話をかけると、 ほとんどの場合、最初に出るのは本人じゃなかった。 お父さんか、お母さん。 たまにおばあちゃん。 名前を名乗って、 「◯◯くん、いますか」と聞くまでの数秒が、 やけに長く感じた。 声のトーンは自然か。 言葉遣いは大丈... -
横浜の、いつもの話
三ツ沢に応援に行く話
自分が出た高校は、 サッカーが強くて、 たまに三ツ沢球技場まで 応援に行くことがある。 毎回というわけじゃない。 予定を立てて、 という感じでもない。 なんとなくそろそろ応援に行くか と思い三ツ沢に向かっている。 そんな行き方だ。 スタンドで試合... -
昭和の常識、今はどう?
「とりあえず様子見」が、いちばん賢かった頃
昔は、何かを決める前に 「とりあえず様子を見よう」と言うことが、 わりと自然だった気がする。 急いで結論を出さなくても、 怒られる感じはなかったし、 それで信用を失うことも、あまりなかった。 もう少し見てから。 状況が変わるかもしれないし。 今... -
横浜の、いつもの話
説明しないまま、残っているもの
理由を聞かれると、 うまく答えられないけれど、 なぜか覚えているものがある。 どうして好きだったのか。 なぜ印象に残っているのか。 あとから考えると、 説明できるほどの材料は、 あまり見つからない。 でも、そのときの空気や、 匂い、音、 身体の感... -
昭和の常識、今はどう?
いつか使う、で残っている箱
母親は、箱を捨てなかった。 お菓子の箱も、 海苔の箱も、 ジャムの箱も。 「いつか、何かに使うでしょ」 そう言って取っておくから、 家の中には、 いろいろな箱が残っていた。 実際、 輪ゴムを入れたり、 書類を入れたり、 細かい物をまとめたりして、 ...
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