2026年– date –
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横浜の、いつもの話
野毛という街
野毛と聞くと、 まず思い浮かぶのは、 のんべい横丁のような景色かもしれない。 細い通りに並ぶ店。 昼間から開いているカウンター。 夜になると、急に人が増える感じ。 古くからあるバーや、 昔ながらの洋食屋も残っている。 初めて入るのに、 なぜか少し... -
昭和の常識、今はどう?
多少の暑さは、我慢していた話
子どもの頃、 教室の暑さも、 体育館の暑さも、 寝るときの暑さも、 どれも相当なものだった気がする。 でも当時は、 「そういうものだ」と思っていて、 特別に不思議でもなく、 ただ我慢して過ごしていた。 暑い日は、 暑いなりに動いて、 暑いなりに休む... -
横浜の、いつもの話
ビブレ前の、川沿いのおでん屋台街の話
横浜駅近くの営業所に勤務していたころ、 先輩に連れられて、ビブレの前の川沿いにあった おでんの屋台街に行ったことを、ふと思い出す。 仕事終わりで、特別な日でもなかった。 ただ寒い夜に、流れのままに屋台に寄って 湯気の立つ鍋を囲んでいただけだ。... -
昭和の常識、今はどう?
誰かの家に、普通に上がっていた頃
子どもの頃は、 近所の家や友だちの家に、 特別なことでもないように、 普通に上がり込んでいた。 夢中で遊んでいると、 気がつけば夕方になっていて、 「もうご飯だから帰りなさい」 なんて言われることもあった。 自分で家に電話をすると、 母親から 「... -
横浜の、いつもの話
いつでも行ける場所ほど行かない
ここ数年でできた、横浜駅の商業施設には、ほとんど行っていない。 一年中どこかしら工事をしていて、次々に新しいものが現れているのは気づいている。 でも、いまだに消化できていない。 それどころか、 きた東口や、みなみ西口といった呼び方にも、 もう... -
昭和の常識、今はどう?
忙しさを、競っていなかった話
むかしは、 忙しいことを、 あまり人に言わなかった気がする。 仕事や用事が立て込んでいても、 それを大げさに話したり、 忙しさを理由にすることは、 どこか控えられていた。 「忙しい」と言うより、 「まあ、いろいろあってね」 そのくらいの言い方で、... -
昭和の常識、今はどう?
電話に出られなかったら用事が消える
昔は、 電話に出られなかっただけで、 その用事自体が消えてしまうことが、わりとあった。 家にいなければ電話は鳴りっぱなしで、 留守電が入っていなければ、 何があったのかも分からない。 結果として、 その日は何も起きなかったことになる。 あとで理... -
横浜の、いつもの話
最後の家飲みの話
地元横浜の友達の家は、 中学時代のたまり場だった。 特別な理由があったわけじゃない。 なんとなく集まって、 なんとなく時間が過ぎていく。 そういう場所。 先日、その家を建て直すことになって、 当時よく集まっていたメンバーに 声をかけて、 最後の家... -
横浜の、いつもの話
ご褒美だった店の話
うちの家は、 あまり外食をする家じゃなかった。 特別な理由があったわけじゃないと思う。 ただ、日常は家で食べるのがあたり前 という空気が、 自然にあった。 だから、 いとこが遊びに来る日だけ、 連れていってもらえた店が、 自分にとっては特別だった... -
昭和の常識、今はどう?
「もったいない』は、よく言われていた話
むかしは、 何かにつけて 「もったいない」と言われていた気がする。 ご飯を残すと、 まだ使えるものを捨てようとすると、 すぐにその言葉が出てきた。 理由を細かく説明されるわけでもなく、 ただ 「もったいないからやめなさい」 それで話は終わっていた...