2026年6月– date –
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横浜の、いつもの話
横浜のお土産は数あれど、華正楼の肉まんがありがたがれていた気がする
横浜のお土産といえば、 思いつくものはいくつもある。 名前の通ったものも、 分かりやすいものも、たくさんあった。 でも、昔を思い返すと、 「ありがたがられていた」のは、 華正楼の肉まんだった気がする。 一個五百円くらいして、 決して気軽な値段で... -
昭和の常識、今はどう?
家に、分厚い電話帳が置いてあった
昔は、 家のどこかに、分厚い電話帳が置いてあった。 棚の下だったり、 電話の横だったり。 特別に大事に扱うものでもなく、 でも、ないと少し困る存在だった。 誰かに電話をかけるときは、 まずそれを開く。 目的の名前を探して、 指で行をなぞりながら番... -
横浜の、いつもの話
横浜では、無理に話さなくてもいい時間が多かった気がする
横浜で過ごしてきた時間を思い返すと、 何かをずっと話していなくても、 それが気まずくならない場面が多かった気がする。 家族でも、近所でも、職場でも、 沈黙がそのまま続いていて、 誰かが無理に埋めようとしない。 港の見える場所や、 川沿いの道、 ... -
昭和の常識、今はどう?
「飲みニケーション」という言葉が、普通にあった頃
営業の仕事をしていた頃、 「飲みニケーション」という言葉は、 ごく当たり前に使われていた。 毎週のように、 先輩から声がかかる。 断る理由を考える前に、 とりあえず行く、という流れだった。 店では、 たわいもない話から始まって、 気づくと仕事の話... -
横浜の、いつもの話
横浜の人は、あまり地元の話をしなかった気がする
横浜で長く暮らしてきた人ほど、 自分から地元の話をすることが少なかった気がする。 「横浜出身です」とは言っても、 それ以上はあまり続かない。 自慢するでもなく、誇るでもなく、 聞かれたら答える、くらいの距離感。 港の話も、街の変化も、 本当はた... -
昭和の常識、今はどう?
タバコの匂いが、特別じゃなかった頃
昔は、 タバコの匂いが、 特別なものとして扱われていなかった。 街を歩いていても、 店に入っても、 どこかでその匂いがするのが普通だった。 それを気にする人もいれば、 気にしない人もいて、 でもいちいち言葉にする感じではなかった。 そこにあるもの... -
横浜の、いつもの話
ホテルニューグランドという名前だけが、先にあった
ホテルニューグランドという名前を、 先に知っていた気がする。 20代の頃、 「ホテルニューグランドで生まれた」というカクテルが飲みたくて、 友だちと一緒に、ホテルの中のバーに行った。 理由は、それだけだった。 背伸びをしていたのか、 大人ぶってい... -
昭和の常識、今はどう?
1円玉を気にしなくてよかった
昔は、 買い物をするときに、 1円玉のことをあまり気にしなくてよかった。 値段を見て、 その金額を払う。 それで終わる感覚が、わりと普通だった。 財布の中をのぞいて、 1円があるかどうかを確認することもない。 お釣りに1円玉が混じるかどうかを、 考...
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