昔から、
麻雀をやっている人は多かった。
若い人だけじゃなく、
年配の人たちが集まって、
静かに卓を囲んでいる光景も、
よく見かけた。
麻雀は、
ずっと話し続けなくてもいい。
手を動かしていれば、
場は自然に続いていく。
無理に近況を聞かなくてもいいし、
沈黙があっても、
気まずくならない。
牌を混ぜて、
並べて、
一局終わったら、また始める。
それだけで、
同じ時間を過ごした感じが、
ちゃんと残った。
今でも、
麻雀を続けている人は多い。
集まる理由として、
分かりやすいし、
長く続けやすい。
勝った負けたよりも、
「今日もやったね」で終われるところが、
ちょうどいいのかもしれない。
麻雀は、
強くつながるための遊びというより、
離れすぎないための装置だった。
昭和の頃も、今も、
その役割は、
あまり変わっていない気がする。
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