「とりあえず様子見」が、いちばん賢かった頃

昔は、何かを決める前に

「とりあえず様子を見よう」と言うことが、

わりと自然だった気がする。

急いで結論を出さなくても、

怒られる感じはなかったし、

それで信用を失うことも、あまりなかった。

もう少し見てから。

状況が変わるかもしれないし。

今は判断材料が足りないし。

そういう理由を、

いちいち説明しなくても通じていた。

様子見は、

逃げでも先送りでもなく、

ひとつの判断として扱われていた。

むしろ、

早く決めすぎるほうが、

落ち着きがないと思われることすらあった。

今はどうだろう。

決めないでいると、

何かをサボっているように見えたり、

覚悟が足りないと言われたりする。

答えを出さない時間が、

どんどん許されにくくなっている気がする。

でも本当は、

様子を見ている間にも、

人はちゃんと考えている。

動かないことで、

見えてくるものもあるし、

決めなくてよかった、と思うこともある。

「とりあえず様子見」が、

いちばん賢い判断だった頃の感覚を、

今もどこかで、

手放さずに持っている人は多いのかもしれない。

この話、今だとどう感じますか?
だいたいの年代を教えてください

ここまで読んでいただきありがとうございます。

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無理に決める必要はありません。
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