「早く決めろ」
子どもの頃から、何度も聞いた言葉だと思う。
進路や就職、結婚もそうかもしれない。
迷っていると、決めきれないこと自体が弱さのように扱われていた。
昭和は、決めたあとに考える時代だった。
会社も人生も、基本は一本線。
一度選んだら、そう簡単には戻れなかった。
だから「早く決めろ」は、
覚悟を促す言葉だったのかもしれない。
でも今は、決めたあとに状況が変わる。
働き方も、暮らし方も、人との距離も。
選び直す余地が、最初から残されている。
そう考えると、
今の「まだ決めない」は、
逃げではなく、保留という選択なのかもしれない。
急いで答えを出さなくても、
考えている途中なら、それでいい。
決めない時間も、
ちゃんと選択の一部だから。
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