母親から習い事でも、仕事でも、
「とにかく三年は続けなさい」
そう言われて育ちました。母親は祖母から言われていたそうです。
石の上にも三年、
逆に三日坊主なんて言葉もあって、
日本には「三」を使った言い回しがたくさんあります。
三が日、三度目の正直。
数字としては中途半端なのに、
なぜか「ここまではやろう」という区切りとして、
ちょうどいい場所に置かれている感じがします。
日本には四季があって、
三か月ごとに季節が切り替わる。
そんな感覚も、どこかで影響しているのかもしれません。
実際、三年続けて見えてきたこともあれば、
三年続かなかったものもたくさんあります。
それでも何かをやめようとするとき、
頭のどこかで
「もう少しだけ続けてみたら?」
という声が聞こえてくる気がします。
続けるのが正しいのか、
やめるのが正解なのか。
今でも、はっきりした答えはありません。
ただ、判断に迷ったときに
この「三年」という感覚が、
今も体のどこかに残っている。
それだけは確かな気がします。
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