横浜って、
なにかをはっきり決めなくても、
あまり怒られない街だと思う。
住むのか、離れるのか。
残すのか、手放すのか。
今すぐ決めるのか、
少し先にするのか。
曖昧なままでも、
この街ではなぜか浮かない。
理由はよくわからないけれど、
「途中の状態」が
長く続いているものが多い気がする。
たとえば、駅。
いつ完成するのか、
正直よくわからない工事が、
何年も続いている。
仮の通路ができて、
少し歩きにくくなって、
それでもみんな、
何となく慣れて通り続けている。
完成したのか迷う建物や、
昔の名前で呼ばれ続ける場所。
決めきれない状態を、
無理に片づけない空気。
白黒をつけないままでも、
今日が続いていく感じ。
横浜は、
そういう時間の置き方が、
少し許されている街なのかもしれない。
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