横浜の、いつもの話– category –
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横浜の、いつもの話
三ツ沢に応援に行く話
自分が出た高校は、 サッカーが強くて、 たまに三ツ沢球技場まで 応援に行くことがある。 毎回というわけじゃない。 予定を立てて、 という感じでもない。 なんとなくそろそろ応援に行くか と思い三ツ沢に向かっている。 そんな行き方だ。 スタンドで試合... -
横浜の、いつもの話
説明しないまま、残っているもの
理由を聞かれると、 うまく答えられないけれど、 なぜか覚えているものがある。 どうして好きだったのか。 なぜ印象に残っているのか。 あとから考えると、 説明できるほどの材料は、 あまり見つからない。 でも、そのときの空気や、 匂い、音、 身体の感... -
横浜の、いつもの話
磯子の工業地帯の匂い
磯子の工業地帯と聞くと、 今はもう、そこまで強い匂いはしないらしい。 でも、昔は違った。 はっきりとした理由は分からないけれど、 大豆油のような、独特の香りが、 あたり一帯に立ち込めていた記憶がある。 幼稚園の頃、 磯子のサッカー教室に通ってい... -
横浜の、いつもの話
野毛という街
野毛と聞くと、 まず思い浮かぶのは、 のんべい横丁のような景色かもしれない。 細い通りに並ぶ店。 昼間から開いているカウンター。 夜になると、急に人が増える感じ。 古くからあるバーや、 昔ながらの洋食屋も残っている。 初めて入るのに、 なぜか少し... -
横浜の、いつもの話
ビブレ前の、川沿いのおでん屋台街の話
横浜駅近くの営業所に勤務していたころ、 先輩に連れられて、ビブレの前の川沿いにあった おでんの屋台街に行ったことを、ふと思い出す。 仕事終わりで、特別な日でもなかった。 ただ寒い夜に、流れのままに屋台に寄って 湯気の立つ鍋を囲んでいただけだ。... -
横浜の、いつもの話
いつでも行ける場所ほど行かない
ここ数年でできた、横浜駅の商業施設には、ほとんど行っていない。 一年中どこかしら工事をしていて、次々に新しいものが現れているのは気づいている。 でも、いまだに消化できていない。 それどころか、 きた東口や、みなみ西口といった呼び方にも、 もう... -
横浜の、いつもの話
最後の家飲みの話
地元横浜の友達の家は、 中学時代のたまり場だった。 特別な理由があったわけじゃない。 なんとなく集まって、 なんとなく時間が過ぎていく。 そういう場所。 先日、その家を建て直すことになって、 当時よく集まっていたメンバーに 声をかけて、 最後の家... -
横浜の、いつもの話
ご褒美だった店の話
うちの家は、 あまり外食をする家じゃなかった。 特別な理由があったわけじゃないと思う。 ただ、日常は家で食べるのがあたり前 という空気が、 自然にあった。 だから、 いとこが遊びに来る日だけ、 連れていってもらえた店が、 自分にとっては特別だった... -
横浜の、いつもの話
横浜は、決めなくても怒られない街だと思う
横浜って、 なにかをはっきり決めなくても、 あまり怒られない街だと思う。 住むのか、離れるのか。 残すのか、手放すのか。 今すぐ決めるのか、 少し先にするのか。 曖昧なままでも、 この街ではなぜか浮かない。 理由はよくわからないけれど、 「途中の... -
横浜の、いつもの話
なぜか、降りない駅がある
このタイトルでぱっと思い出すのは、 東急東横線の「高島町」駅です。 もう二十年くらい前に廃止になってしまった駅ですが、 子どもの頃、電車でよく通過していた記憶があります。 降りたことはありません。 けれど、通るたびに 「ここで降りることは、こ...